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リハビリ
REHABILITATION

姿勢について①

座位姿勢について

皆様は、普段どのように座っているでしょうか? 
その姿勢は、身体にとって良いものなのか??悪いものなのか?? 
今回は座る姿勢について、皆様に考えていただきたいと思います。 

次の姿勢をご覧ください。

①のように背もたれにもたれていると、背もたれが全て支えてはくれないので、腰椎(腰の背骨)が後弯し、腰椎に付いている筋や筋膜に大きなストレスが生じてしまいます。

②と③では一見同じように見えますが、②では足が浮いています。女性が内股になった状態で座ると、②のように踵が浮く事が多く、床に対して力が加えられません。
③のように足で床を踏む事で姿勢を支える力が得られるのですが、②のように床が踏めていないと、姿勢を維持する為に腰の筋肉を緊張させて使っています。 

よって、①と②のような姿勢では、腰の筋肉の緊張が強くなりやすく、腰痛を起こしやすい姿勢と言えます。 
皆様の座った姿勢は①〜③のどれに近かったでしょうか? 
姿勢を良くしようとする時、少し床を踏んでみる事を意識してみてください。 

もし、腰痛や他のお悩み等がございましたら、当院に一度ご相談ください



姿勢について②


立ち姿勢(ストリームライン)について

皆様は普段のご自身の姿勢について考えた事はありますか?
ほとんどの患者さまからは、「そんな姿勢をしているとは知らなかった。」「前から姿勢は悪いのは分かっていたけど、どうしたらいいのか分からない。」という言葉を聞きます。
前回は座位姿勢についてのワンポイントを説明させていただきましたが、今回は立ち姿勢について説明させていただきます。是非、ご自身の姿勢と比較して下さい。

では、立ちあがって手を真っ直ぐに伸ばしてください。ストリームラインと言われる水泳の蹴伸びの姿勢です。手から足までが真っ直ぐになっていれば綺麗な姿勢で、蹴伸びの際は水の抵抗が少なくなり、泳ぐ際の基本姿勢になります。


左の写真のように、足から手までが真っ直ぐになっているのが理想的なストリームラインです。
右の写真では手が斜め後ろへと伸び、腰の反りが強くなっています。これでは綺麗なストリームラインは作れません。このように腰が反ってしまう場合は、以下のような原因が考えられます。
1. 胸郭(肩甲骨・胸椎・鎖骨など)の動きが硬くなっている。
2. 下部体幹が不安定(腹筋が弱い)。
3. 後方重心(かかと重心)になってしまっている。

以上の3点に注意して、
・ 踵だけでなくつま先にも体重を乗せる。
・ 腰ではなく胸を張る。
という2点を意識して鏡の前でストリームライン姿勢をとってみて下さい。綺麗なストリームラインをとれるようになると、立ち姿勢も綺麗になり、動きやすいカラダになれます。また、ストリームラインを作るとウエストが締まるのが分かると思います。頑張れば、キュッとひき締まったボディラインを獲得出来るかもしれません!!是非、トライしてみてください!!

西調布整形外科
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