ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群のことです。
これは、運動器の障害により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。
運動器の障害の原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、加齢に伴う様々な運動器自体の疾患のことで、たとえば老化に伴う変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、あるいは関節リウマチによる関節の変性などを指します。
2つ目は、加齢による運動器機能不全のことです。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下などがあげられます。運動不足になると、運動機能の低下が起こり、容易に転倒しやすくなります。
これら2つの原因を引き起こさないためにも、なるべく早い段階での予防が大切です。予防の1つとして重要視されているのがリハビリ、運動療法です。理学療法士のもとで、正しい知識を身につけ、運動をおこなうことがとても大切になってきます。
当院では、運動療法に力を入れて取り組んでおりますので、ロコモになりたくない!!とお考えの方や、あれ?もしかしたら・・・というお悩みでも、何でもお気軽にご相談ください。